こんにちは。さくら朔々です。


大変遅ればせながら、11月16日に開催された、天海玉紀先生による、干支で読む「亥の巻」に参加した感想です。

(今回、講座のレポートというより個人的な感想になっております。)


二月の「寅の巻」から始まり、今回はいよいよ、私が最も楽しみにしていた、水のグループのお話になるので、ワクワクと足取りも軽く、会場に向かいました。
(しかし、たぶん、人から見ると私がそんなに楽しそうには見えないであろう・・。その辺りも、亥の巻のポイントかと思いました)


私は日干支が壬辰ですが、自分でも「水の性質」というと、うまく説明できないところがあります。

周りにも不思議と水の人は多いのですが、みんな印象がまちまちで、どちらかと言うと、日干以外にたくさん持っているものが、水を通して透けて見えているような印象を持つことが多いのです。


金性をたくさん持っている人が「白黒はっきりつけるわよー!」を知的にやっていたり。

壬午の娘が、むっと押し黙ったままグダグダしているかと思えば、「ブログ書かなきゃって言ってる間に早く書けばいいじゃない!」と火のようなガチ説教をして、水と火の攻撃を日替わりで繰り出してきたり。
(壬午の方がみんなそうではありません、念の為。娘もお外ではもっと穏やかにしていると思いますが、母には遠慮がないので

私自身も、水の周りを土が取り囲んでいるような命式なので、周りの方からは頑固で不動の人と思われているのでは、と思います。


「水の本質」っていったいなに?と思いながら講座に参加したのですが・・
玉紀先生の講義を聞くうち、「流動的で捉えどころがなくて、謎めいているのが水」と思えて、「そうか、それでいいんだー」と、なんだかすっきりしました。


私も「もっと自分の本心を見つめ、やりたい事をはっきりさせて・・」と思ったりもしますが、実は「本心」ってたくさんあって、「これ!これが私の唯一無二の本心!」なんてある訳がないし、場面や流れによって浮かんでくるものも変わるし。

そんな事を思いながら、深く味わうというか、心の中で何度も「うん、うん、そうなのよね・・」と深く頷きながら、先生の声に聞き入っていたのですが。


その、まさに「水を打ったような」静かな雰囲気が、丙火の玉紀先生と、丁火の方には大変なストレスであったようで(火が水に剋されている)

「水の人がなかなか喋らないのは分かっているけれど、相手が黙っている、ということが、ものすごくストレスになる人がいるということも知っておいて下さいね。悪用しようと思えばいくらでも出来るけど。」
というお言葉もありました。


はい・・申し訳ありません。
私も鑑定をさせて頂くようになってから、なかなかお話して下さらなくて、こちらの言ったことにリアクションのない方の鑑定は、本当に大変、ということも、よくわかったのですが。

しかし、この講座の時は、皆さん、まさに水面下で、ものすごく充実していてグングンと先生の言葉を飲み込んで吸収しているような、水がしっとり大きく波打っている雰囲気がありました。

非常に充実して楽しかったのですが、グングンと吸い込むだけ吸い込み、表面はシーンとしているというのは、ある意味、とても乱暴な剋し方・・。
以後、気をつけます。

(そして、そういえば昔、会社などで、とても圧が強い方への対処法として、ちょっと意識的に悪用していた部分もあったかもしれないなあ、と、ここで正直に告白しておきます・・)


その分かりづらくてクールな感じが水、という、雰囲気を掴むことができました。



しかし、その一方で、今回のメインである「亥」をお持ちの方々の「強固な水」の感じは、私にはないものだな、と思いました。
なにしろ夏生まれなので、結構、水が蒸発したりダダ漏れたりしています。(笑)
自分の感情を明かさない。
10年も黙っている、というのは、私には出来ない気がする・・。

と、参加した方々の生のお声を聴いて、思いました。


この講座は、その月毎に本当に雰囲気が違い、その特徴を肌で感じることが出来る、とても貴重な場だと思います。


今週末の14日には、ついに「子の巻」
水の王様の月なので、本当に楽しみです。