さくら朔々 散策日和

さくら・さくさく 占いを楽しむ人(算命学、手相、タロットカード、インナーチャイルドカード) 日々を楽しく、こざっぱりと。

お久しぶりです。さくら朔々です。

たまには占い師らしいことも書いてみようかしら、と思い立ちました。
私が実践している、チケットの申込み方についてです。

皆様も、好きなアーティストのコンサートや舞台などの「チケット先行抽選予約」に
申し込むことがおありでしょうか?
いろいろな形式があると思うのですが、今回は、一定期間の(一週間くらい?)ネットでの申込み期間があって、先着順ではなく抽選でチケットの当落が決まる、という場合のお話です。

「先着順ではなく、あくまでも抽選で決まる」となれば、「期間中、どのタイミングで申込みをしたら当選の確率があがるだろうか?」
私はこれを、かなり真剣に考えます。

やはり算命学を学んだ身なので、自分の命式からして、期間中、この日が一番ラッキーかなあ…から入ります。
いろいろな考え方があると思うのですが、私の場合、自分の日干が壬(水)ですが、まわりに土が多く、土剋水で水が堰き止められがちな命式なので、暦を見て、期間中のどの日どの時間帯が、一番水の勢いが増しそうかな~という方向で考える事が多いです。
干支のバランスを見たり、位相法で三合会局がなりたつ時間帯を考えたり。

しかしこれが、なかなか難しい。

例えばですね、今まさに、藤井風さんの全国ホールツアー、先行抽選受付期間中なのですが。
風さんの人気ぶりからして「まったく取れる気がしない…。前世でどんな徳を積んだら当選するのやら…。」という感じなのです。
(そもそもブログを書こうと思ったのは、ここ数日、それを考えていたから)

申込み期間は 4/5㈫~4/11㈪23:59まで。
その中で考えると……。4月9日が日干支「壬辰」で私の日干支と同じ。律音とは勢いが良さそうだな。いや、でも…4月は月干支「甲辰」 辰は重なると自刑だし…。うーむ、そうなると時間帯をいつにするといいのかな…。などなど。
考え始めると止まりません。そして明確な正解があるわけでもなく。
最終的には候補を絞って、タロットカードを引いてみることもあります。

この方法、申込みだけでなんとなく「やれるだけの事はやった感」があり、その上、チケットが取れた時の喜びが増します。
充実した「推しごと」のお供に、あなたも是非。

それに…実は密かに「効果あるかも?」とも思います。
実践してからの方が、チケット運が良くなって来ている気がするのです。(あくまでも当社比)

風さんのツアーも、取れるといいなあ。 






お久しぶりです。さくら朔々です。

年が明けてから初めての更新です。(というか、だいぶ長いこと放置していましたが…)
本年も宜しくお願い致します。


山本文緒さんの「自転しながら公転する」を読みました。
久しぶりに物語の中にどっぷり浸かり、やっぱり小説って面白いなあと堪能しました。


以前から山本さんのファンで、7年ぶりの長編小説ということで楽しみにしていたのですが、私はこの頃、あまり小説を読まなくなっていたので「長めの小説だけど読めるかなあ。しかも主人公が32歳というのは共感しにくいかも…」と、手に取るのを少々躊躇っていたのですが、杞憂でした!
面白くて、久々に寝るのも忘れて一気に読みました。


本の帯に「結婚、仕事、親の介護 全部やらなきゃダメですか?」とあるのですが、
主人公は、東京のアパレルメーカーで10年ほど仕事をした後、母親が体調を崩したのをきっかけに、地方都市の実家に戻り、今は契約社員として、ショッピングモールで洋服販売の仕事をしている女性。
日々、様々な役割をこなしながらも、どこか中途半端な想いを抱えています。
そんな中で、ふとしたきっかけで出会った男性と付き合い始めたものの、自分はこの人と結婚したいのか?と考えると、そこまでの確信や決意はなく、ぐるぐると同じことを迷い続ける自分は、これからどう生きていったらいいのだろう…という物語です。


山本さんの小説は心理描写が見事で、主人公の気持ちに引き込まれながらも(というより、身につまされながらも、と言った方が近いかも)時折、主人公の母親に視点が変わると、人物や出来事の別の側面が見えてきて、「自転」と「公転」では、見える景色や意味に違いがあることにも気づかされます。

これからどう生きていったらいいのだろう?という問いは、けして主人公だけのものではなく、世代や立場が違っても、それぞれの形でみんな考え続けているのだな、と。

ある場面で、主人公の隣に居合わせた客が言う「明日死んでも悔いがないように、百歳まで生きても大丈夫なように、どっちも頑張らないといけないんだよ!」という、どう考えてもすっきりとした正解がない難問を、その時々に考えながら、状況によって答えを変化させていくのだなと思いました。


こう書くと、ひたすら現実的でヘビーな話のようですが、そういった面がありつつ、しっかり魅力的なラブストーリーでもあって、面白かったです。

主人公の付き合っている人が「私を幸せにしてくれる白馬の王子様」とは程遠いながらも魅力ある人で、しかし、この人と付き合っていたらなにかと不安だろう…と、主人公の気持ちに共感もできて、この二人はいったいどうなるの?とハラハラしつつ読みました。


複雑で奥深い味わい。そしてやはり、タイトルが秀逸。

久しぶりに、物語の世界に浸る楽しさを思い出させてくれた一冊でした。

お久しぶりです。さくら朔々です。

長々とブログをお休みしてしまいました。

この数か月で、世界が一変してしまいましたね。
2月1日に「立春大吉、招福ウラナイ祭り」に出演した頃が、なんだか大昔のことのよう。
あの頃は「3密」なんて言葉もなく、人と会ってご飯を食べたり、当たり前にできていたんですよね。
打ち上げで、みなさんと餃子食べて、おいしかったなあ…。


このところ、少々、滅入っていました。
コロナ禍については、情報がわからず不安になったり、Twitterを読んで憤ったり、いろいろと思う所はあったのですが、とにかく私に出来るのは外出自粛してお家でおとなしくしていることかなあ、と思いながら生活していました。
元々引きこもり体質なので、それは得意。
外出できないのがストレス、という訳ではなかったのですが。

このブログでも二月に書いたのですが、肩が、非常に痛くてですね。
いわゆる五十肩といわれるものなのですがこれがまた、想像以上に、生活全体に影響を及ぼす症状だなあと思いました。
二月の時点では左肩だけだったのですが、その後、右肩も痛くなり、しかも、昼間より夜中に痛くなるのですね。(夜間痛といわれる、特徴的な症状らしいです)
「夜中に痛みで目が覚め、両肩がシクシクと痛くて横になることもできず、ぼんやりと膝を抱えている状況」という、それだけでも、気が滅入るには十分な感じだったのです。

整形外科に通い、ようやく改善してきた今になってみると「そりゃあ、気が滅入るのも無理ないよ」と思うのですが、その渦中はどうして自分がこんなに無気力になっているのか、集中力がなくなっているのか、よくわかってなかったです。
(寝てないからだよ、というシンプルなツッコミも自分の中から出てこなかった…。)

「パンデミックと五十肩」が一緒にやってきてしまうと、自分が何に滅入っているのか、よくわからないものですねえ。


五十肩っていうのも、なんとも言えない、とほほ感があって、大病とは言えないけれど日常生活にはいろいろと支障があり、しかし原因としては「加齢によるもの」なので、気長に自分の体の面倒をみながら付き合っていくしかないかなあ、という感じ。

うまくまとまらないのですが、この数か月、ブログも書かずに、いろいろな方面からやってくる「とほほ感」と向き合いながら過ごしておりました。

それでも季節は巡ってくるもので、この頃また、出来ることからぼちぼちと、楽しいことがありそうな方向に歩いてみようかねえ、という気持ちになってきました。

ブログもぼちぼちと書いていきます。
お付き合い頂けたら幸いです。


ちなみに、右肩はまだ痛いですが、左はだいぶ治まってきました。整形外科のリハビリにも真面目に通っております。

しかし私も数年前までは、五十肩と言われても(四十肩とも言いますね。発症する時期も症状もかなり個人差があるみたいです)「はあ、そうなんですね」とヒトゴトのように聞いていたのですが、なってみると結構大変です。
着替えが大変なので袖がゆったりした服しか着られない。高い所のものが取れないのであちこちに踏み台がいる。等々、日常生活に支障が。

この頃、テレビで踊っている人など見ると「すごいなあ。あの人、腕が真っ直ぐに上がるよ」と、プロのダンサーに対して感心するのはそこじゃないだろう、な感想を抱きます。


結構メンタルにくる症状なので、まわりに五十肩の方にいらしたら、ぜひ、ちょっとだけ優しくしてあげて下さいね。






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