さくら朔々 散策日和

さくら・さくさく 占いを楽しむ人(算命学、手相、タロットカード、インナーチャイルドカード) 日々を楽しく、こざっぱりと。


こんにちは。さくら朔々です。

最近、読んだり観たりしたもので面白かったものを、覚書として書いておこうと思います。


「セクシー田中さん」芦原 妃名子(小学館フラワーコミックスα)

電子書籍の無料お試しで読み始めたのですが、すぐに「あ、これは手元に置いて読みたい」と思い、まとめ買いしました。(5巻まで発売中)
 
「経理部のAI」こと、地味なアラフォー女性、田中さんが、実はセクシーなベリーダンサーであり、その正体を知った主人公の派遣OL朱里が、田中さんにあこがれを抱いて自分もベリーダンスを始めたり、タイプのまったく違う二人が互いに影響を受けていく、というストーリー。

登場人物がみんな(女性だけでなく男性も)ちょっと「こじらせ」と言ってもいいような不器用な面があったり、意外な面を持ち合わせているのだけれど、タイプや個性が違う人同士が関わることで生まれる化学反応のようなものが、とても前向きに描かれていて良かったです。

深い心情が描かれてシリアスになりそうな場面でも、パッと切り替えるギャグが出てきたりするバランス感覚があって、小気味よく楽しめました。
続きが気になります。



「ねこのねえ」 坂本 千明

自費制作の本なので買うのが難しかったのですが、Twitterで、通信販売をして下さるお店を知り、ようやく入手できました。

坂本さんの「退屈をあげる」が大好きで、何度読んでも未だに、ある箇所でうるっと来てしまうのですが、この方の描く猫は、凛とした気高さがあって好きです。

「ねこのねえ」も、猫の瞳と夜の暗さ、蒼い色がとても美しく、こだわりを持って大切に作られた作品なのだなあと、手に取ったこちらの背筋も伸びる思いがしました。

表紙をめくったところに、坂本さん直筆のイラストとサインが入っていたのも、非常に嬉しかったです。



「Snow Man   LIVE TOUR 2021  Mania」

発売されたばかりの、昨年のライブツアーを収録したBlu-rayです。
今、日本で一番CDが売れる人たちの事をわざわざ書くのもナンなのですが…。


「ダンスが上手い人」が好きで憧れがあるので、Snow Manは一年ほど前から、CDが出るとチェックしたり、Youtubeでダンス動画を見たりして、注目していました。
(ファンです、と言えるほど良いお客さんではないのですが…)

このライブDVDが発売されると知って、さっそく入手して楽しみに見ました。


「おお!さすが実力派アイドル!ダンスも歌も上手いし、構成や演出もいいなあ」と、大満足の面白さでした。

私は長年、V6ファンで、彼らのライブは生でも映像でもよく見ていたのですが、それ以外のジャニーズグループのライブ映像は、ほとんど見たことがないのです。なので、語れるほど詳しい訳ではないのですが。

今回のSnow Manのライブは、ダンスを美しく見せる為の視覚的な演出が見事で、でも全体的に見ると、衣装なども含めてシンプルというか、変に凝り過ぎていない、良い意味で直球勝負な演出で良いな、という印象を持ちました。

前半から畳みかけるように、あれだけがっつり踊ってくれたら嬉しいですよねえ。

コロナ禍でのライブで制限の多い中、スタッフも含めてサービス精神旺盛なライブだなと思いました。
(アンコールの声援が出来ない中、手拍子をお願いする可愛い工夫とか。なるほどーと思った)


ちなみにですが、私は宮舘さんの、なんとも言えない「場を支配する力」が大好きで、今回も初見で、「P.M.G」という3人で歌う曲の中で、彼のた~っぷりとした(キメというか、タメというか。またはボケというべきなのか)舘さまタイムがツボに入って笑いが止まらなくなり、およそ一分間ほど、笑い転げていました。

舘さま、流石です。今の日本であれが出来るのは舘さまだけです。


Snow manは、算命学で見ても「なかなか個性的な命式」と思うメンバーが多くて、9人それぞれに自分の命式に沿った魅力を発揮している印象があります。

個性的なのに仲が良さそうで、魅力的なグループですよね。



以上、覚書という割に長めに書いてしまった気もしますが。
ではでは。





こんにちは。さくら朔々です。


三月の終わりに、リビングのテレビを買い替えました。
かなり前から夫が「画面が大きいテレビに変えたい」と言っていて、私は「うーん。まだ壊れた訳じゃないし…」とお茶を濁していたのです。
夫の方が家電に詳しく、そろそろ買い替え時なのもわかってはいたのですが、正直に言うと、面倒くさかった…。
テレビのサイズが変わるとリビングの配置も見直さなければならないし、前のテレビも交換ではなく部屋を移して使うことになりそうだったので、そちらの部屋も整理しなければいけないし。
でも、買うなら三月の期末までに買った方がお得…。
「よし、買いましょう」と、重い腰をあげました。


そして、搬入、設置、移動、微調整、などを経て、ようやく落ち着いてきました。
こう書くと私が頑張って働いたようですが、ほとんど夫がやりました。以前から言っていただけあって、頭の中ですっかり配置が出来上がっていたようです。


そうして変えてみると…なかなか良かった。(笑)
ちょっとした事でも家の中で具体的な変化があると、そこから影響が広がって、思わぬところにも変化があったように感じます。


家具の移動に伴ってなんとなく取っておいた物を処分したり、または惰性で続けていたネットのサービスをやめることになったり。(しかし、これらのものを退会するのって結構手続きが面倒…)
リビングの配置が変わると家族の定位置も変わり、顔を合わせる時間にも、少し変化がありました。

気の流れが変わる、というと大げさですが、家の中の風向きが、少し変わった感じがします。
日々の生活を見直す為にも、やはり「変化は大事」と思いました。


そういえば、このところ急に暖かく、というか暑くなったりしたので(そして今日はまた寒い…)
気温差が激しい季節になると、愛猫ふくちゃんが、その日によって快適な場所を見つけ出し、非常に柔軟な発想でお昼寝場所を変えるので「さすが猫。本能に忠実、縛られない姿勢…。」と感心します。

ただ、あまりにも意外な場所で寝られると「え?どこに行ったの~!」と私が慌てることになるので、是非、ほどほどでお願いしたいと思います…。





こんにちは。さくら朔々です。

数年前のお話です。
あるご高齢の女性から、ちょっとしたお使いを頼まれました。
その方は元々肌が弱く、それもあって、ご自分に合う化粧品や洗顔料にもお詳しく、こだわりをお持ちです。
その方がずっと気に入って使っている、ある化粧品ブランドのコットンがあるのですが、ご自分で買いに行くのは難しく、入手しにくいとの事。
私がデパートに行った際、買ってきてもらえないだろうか、というお話でした。
はい、喜んで!とお引き受けし、普段は行かない、デパートコスメのコーナーに足を踏み入れたのです。

ま、お高い化粧品が並ぶキラキラした空間に行って、コットンだけを買って帰る、というのは少々、気恥ずかしいところもあり、だからこそ「頼まれてお使いで来ました!」という感じを隠すことなく全面に表しながら、無事にお目当てのコットンを買うことが出来ました。

すると、その「お使い感」に反応して下さった美容部員の方が、「とっても肌触りの良いお品ですので、是非、お客様ご自身もお試し下さい」と、私にもそのコットンの試供品を下さったのです。
ありがとうございます、と受け取り、バッグのポケットのすみっこに入れたまましばらく忘れていたのですが、ふとした時に見つけ、せっかくだから使ってみよう、と思いました。


(ここまで読んで、皆様うっすらとお気づきかと思いますが、私は美容に関してめちゃめちゃ「意識低い系」です。ここから先も「美容意識めちゃ低い系」の感想だと思ってお読み下さい。)


洗顔後、その高級なコットンを手に取り、いつもの化粧水をたっぷりと含ませ……
まず、びっくり。
いつもの倍くらい振りかけているのに、全然、水分たっぷり感なし。驚異の吸水力!
そして、顔にあててパフパフしてみても……表面さらさら、逆戻りなし!

思わず、別目的な商品のキャッチフレーズが浮かぶくらい、顔が濡れている感じがしなかったのです。


これは……確かに肌触りがいいけれど、本来の目的、お役目から、逸れつつあるお品なのでは?
洗面台の前で立ち尽くし、一瞬、真剣にそう思いましたが、しばらくしてポンっと思い浮かびました。
あ、猫に小判、なんだな。というか、そもそも目的が違うんだな。


前出のマダムは、しっかりと時間をかけて肌のお手入れをする方なのです。
マッサージも兼ねて、たっぷりと化粧水を含ませたコットンで、優しくお肌をトントンしている最中に、表面が毛羽立ったり、繊維が取れてきたりするのでは、困るのでしょう。


片や私は、お風呂上りにパンパンパーン!と景気よく叩き込んで「よし、一丁上がり!」というタイプ。
(改めて書くとガサツだなあ……)
そんな私は、コットンに「肌触り」「サラサラ感」はあまり求めておらず、出来るだけ素早く「私は化粧水を顔に塗った!はい、終了~」という実感が欲しかった。
(……やっぱり、ただのガサツなのか…)


なるほど。コットンひとつ取っても、人によって求めるものは全然違うのだなー。
と、思った出来事でした。



ちなみに、というか、やはりと言うか。
マダムは、化粧水の消費量がとっても多いそうです。
ご本人がまったく気にされていないので、もちろん私も何も申し上げませんが、ほんのちょっとだけ「試しに、あの吸水力抜群なコットンを見直しされてみては…」と、少~しだけ、思う。

うん、心の中で、ほんのちょっとだけ。



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